この高知旅行は私ことドンキと友達のシェパードちゃんと行ったものです。同い年の友達で仕事も同じような仕事をしている。職場は違うけれど似た仕事をしているので色々話を聞いてもらったり相談することができるドンキの数少ない友人です。
女性2人の旅。
旅行は2024年3月26日から3月28日の3泊2日でした。
高知旅行1日目
朝7時30分の飛行機で羽田から高知に飛びました。
飛行機は2月の上旬ごろにあったJALのセールで買い求めました。
飛行機のセール大好きですがなかなか広告で表示された金額では買えません。
往復で2万5千円。セールの時にもっと俊敏に動いていたらもう少し安く買い求められたと思うのですが、色々と出遅れてしまいました。2月の上旬はまだまだ寒くて、沖縄とかもっと暖かい所に行きたかったんですよね。
- ①高知龍馬空港
飛行機はちょっと遅れて出発して高知に着いたのは9時半ごろでした。①高知龍馬空港は小さくてこじんまりとした空港でした。
空港そばのスカイレンタカーというレンタカーを予約してあってレンタカー会社の人が迎えに来てくれました。この写真の車が今回の相棒です。
10時ごろにレンタカー会社を出発。そこからすぐに高知市内中心を目指しました。空港から高知市内までは30分くらいのドライブです。
- ②ひろめ市場
高知市内中心部でまず、目指したのは②ひろめ市場です。
私もシェパードちゃんは二人で旅行をする時はガイドブックをちょっと読んでいるだけであまりかっちり予定を決めないでいます。この日も決めていなかったのですがレンタカーで受付をしてくださったムッシュがひろめ市場をおすすめしてくださいました。
ムッシュがひろめ市場のなかでおすすめだと言ったいたのはa.やいろ亭の塩カツオ、b.安兵衛の餃子でした。やいろ亭の塩カツオは見つけて食べることができたのですが安兵衛の餃子は見つけることができませんでした。
やいろ亭の塩かつおはウワサ通りとても美味しかったです。平日だったのですがちょっとお祭りのような緩い雰囲気もとても良かったです。
- ③高知城
その後、車で1分くらいの③高知城に向かいました。高知城周辺には外国人のお年寄りがたくさんいました。ボランティアガイドさんがいてちょっとおしゃべりして教えてもらった所によると大きな豪華客船が来て多くの外国人観光客が昨今は高知城に来るそうです。今日はその船が来るそうで高知城は混み合っているから二日後に来るといいと教わって後日再挑戦することにしました。
その後、目指したのがシェパードちゃんのリクエストで仁淀川ブルーなる場所が見られる場所です。車でちょっと行く必要があります。よくわからないけれど仁淀町役場にはじめについてしまいました。町役場は田舎の町役場と思えないほど新しくてかっこいいデザインの建物でした。仁淀町役場のまわりにひょうたん桜という表示があってひょうたん桜をみようという話になりました。
そう、行き当たりばったりな二人。
- ④ひょうたん桜
ひょうたん桜という樹齢500年を超える木があるのですがその一帯はひょうたん桜公園という公園になっています。ひょうたん桜公園に咲く桜はひがん桜という種類で関東でよく見かけるソメイヨシノとはかなり趣が異なります。
花が小さくて色がもっと薄い。
山の上の植物はドンキが知る限り往々にして花が小さくて地味で健気な印象ですがひがん桜もそのようです。
500年ってどんな生活をしていたのだろう。今年が2024年だから大雑把に2000年として1500年くらい。室町時代(1336〜1568年)の終わりのころということになるます。
その頃から桜があって人は桜を美しいと眺めていたのだろうなって当たり前のことを考えたりしました。その頃の時代は日本の中心はきっと京都や大阪で、そこから割と近い高知はその時代には賑やかな場所とされていたのかもしれない。
ほとんどない歴史の知識でそんなことをボーっと考えながら桜を見ているととても不思議な気持ちになります。
- ⑤ニコ淵
ひょうたん桜のあとはニコ淵を訪れました。にこ淵は、水神の化身とされる大蛇が棲む所とされ、地元の人々は近づかない神聖な所なのだそうです。本当は観光なんかで行っては行けない神聖な場所なのかもしれません。ニコ淵は滝なのですが、すごい水流でその物理量に実際にみると圧倒されるしいいもの見せていただいた気持ちになるで本当は行っては行けない場所と考えるとちょっと複雑な気持ちです。
- ⑥民宿なずな
ニコ淵を後にして、この日の宿である民宿なずなに向かいました。夕食が6時で時間厳守と聞いていたので遅刻しないように目指しました。この宿は旅行の計画段階でたまたまgoogle mapで見つけて注目していました。ガイドブックにも何にも載っていないのですがgoogle mapでの評価4.8と高く、レビューを読むと世界中から人が泊まりに来ているようでした。予約は電話からしかできないようで電話でしたのですが、メールのようなもので返信をいただいていなかったので、ちょっと不安になって高知に到着して一番に予約確認の電話をしてしまいました。電話予約の段階でメールをもらえるようにお願いすればよかったかな。
レビューの多くはご飯が美味しくて最高だという内容がとても多かったです。食事の写真ものっていたのですが豪華で美味しそうな食事でした。
17時半くらいに到着して民宿に入ると、それはそれは品のいいおばあちゃまが迎えてくださいました。「なんと、品のいいお方なんだろう」というのがドンキの感想でした。民宿のお料理はこの85歳のおばあちゃまが作っているそうで夕食はそれは豪華で美味しかったです。一泊二食つきで7900円というお安い価格で泊まらせていただきました。この宿はお遍路さんがほとんどなのですが、普通の観光客でも同じように泊めていただけます。
夕食は大きな大きなダイニングテーブルで6人の宿泊客でいただきました。ドンキ達以外はみなさんお遍路さんでそれぞれお一人で旅をされていました。3人のお遍路さんのうちお二人は外国からのお遍路さんでした。
1日目の旅程
羽田
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ひろめ市場
↓
高知城
↓
にこ淵
↓
ひょうたん桜
↓
民宿なずな
2日目
- ②桂が浜
①民宿なずなを後にしてはじめに目指したのは②桂が浜です。
桂が浜は龍馬さんが一番好きだったされる場所だそうです。行ってみると確かにとても綺麗な場所でした。青い海と松がとても和風な風景でした。
なんでも月が綺麗な場所として有名なそうですが、昼だったので月は見れませんでした。いつか桂が浜で月が見てみたいな。桂が浜から室戸岬を目指します。
③料亭花月
その前に桂が浜から室戸岬を目指す途中、花月という料亭でキンメ丼をいただきました。もともとは折角だから一つくらい札所を回ろうと思って25番札所の宝珠山の津照寺を訪ねようとしていました。目の前まで行ったのですがあまりの階段に心が折れて、ランチを食べようという話になりました。美味しい場所をgoogle mapに教えてもらったのが花月です。
花月の料亭の2階の大広間でキンメ丼をいただきました。畳敷の大広間に机や椅子を置いてある和風スタイルのお見せでした。なんだか全体的に床が傾いているようで建物の古さを感じるとともに後どれくらいもつのだろう?とちょっと心配してしまいました。建物が密集しているから立て直すこともすごく難しそう。
キンメ丼はちょっと高めの1800円でしたが納得のお味でした。すごく上品に煮付けられたキンメの煮付け、キンメの刺身、季節の刺身がご飯の上にのっています。キンメのお吸い物、キンメの出汁がつきます。丼を途中まで食べたらキンメの出汁をかけてお茶漬けにして食べます。
花月を後にして車でのドライブ旅を続けます。
次に寄ったのはむろと廃校水族館。本当に小学校だった建物を思改造して水族館にしています。ボラに餌付けをすることができてちょっと楽しかったです。廊下にある流しにビニールシートをはって水槽にしたり手作り感が溢れています。手作り感あふれる跳び箱水槽の中には可愛いイモリちゃんがいました。
ドンキは個人的にイモリが好きなのでテンションが上がってしまいました。
その手作り具合を見るだけでも楽しい気持ちになります。ちょっと嬉しかったのは今は見ることがないOHPがありました。OHPって今は知らない方も多いことでしょう。今でいうプロジェクターのようなものです。
そして、四国を中心に描いた日本地図の教材が壁にかかっていました。四国の小学生にとって当たり前ですが四国が世界の中心なのですから。
この水族館の手作り感というか思いっきりの遊び心が感じられて想像以上に楽しめました。
- ⑤室戸岬
むろと廃校水族館の後はいよいよ、室戸岬を目指します。室戸岬に着くと中岡慎太郎先生像がありました。ドンキは歴史に疎いので中岡慎太郎先生が何をした方がよくわかりませんがきっと凄い人なんだと思います。そういえば車で移動中に二十三士の墓というのがありました。高知には明治期に活躍した人たちの痕跡が多くあるんだなって思いました。
明治という時代の中で、アジア諸国が植民地になる中で日本が植民地にならずに済んだのは真剣に日本の未来のことを考えてくれた人たちのおかげなのだろうと思います。流石にちょっと興味が湧いてその時代のことを書いた本を読んでみたいと思いました。
室戸岬公園は大きな海付き植物園のような場所でした。植物だけでなく地理的にもちょっと面白い風景を見ることができました。1日かけて散策しても面白そうでしたがドンキ達はその日の宿を高知市内中心部にとっていて1時間くらいで帰らなければなりませんでした。
室戸岬公園から高知市内中心部にある三翠園(さんすいえん)という高級料亭に泊まります。こちらは民宿なずなの約2倍の料金です。高級旅館がどんなものか経験するために泊まりました。お部屋も綺麗だったし、ご飯も美味しかったです。
車のドライブ旅だったので、時々、道の駅に寄るのが楽しかったです。その土地の美味しい農産物や加工品がお手頃価格で買えます。道の駅で買った高知の田舎寿司なるものがとても美味しかったです。こんにゃくを使ってお稲荷さんみたいにご飯を包んでいたり、たけのこやみょうがをつかったお寿司でちょっとベジタリアンなお料理でした。お野菜のお寿司ですが、食べてみるとかなり満足感があってとてもおいしかったです。
二日目の旅程
民宿なずな
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花月
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廃校水族館
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室戸岬
↓
三翠園(さんすいえん)
3日目
朝起きて、①三翠園(さんすいえん)のビュッフェをいただくとすぐに街に繰り出しました。目指すは高知城。初日に訪れた時は混みすぎたので出直すことにしてあった場所です。
高知城までの道すがら道路には市場が出ていました。
街路市は週4日。日・火・木・金曜日にやりゆうぜよ!ということで木曜日のこの日も市が出ていました。木曜日にある市場は②木曜市と呼ばれているようです。
高知特産の柑橘類や手作りのお饅頭が並んでいて楽しいです。
高知の名物料理の田舎寿司も並んでいました。最初に見た時に買っておけばよかったのですが後から買いにいくと売り切れていました。
手作り饅頭70円を買ってみたのですがすごく美味しかったです。
歩いてすぐ10分も経たずに③高知城につきました。高知城ではボランでティアガイドさんが案内をしてくださいました。トータルで2時間くらい案内していただいたと思います。高知城の建物のことやこの城にまつわる歴史上の人物の話などなど、本当に楽しかったです。自分でただ、見て歩いているだけでは理解できなかったり見過ごしてしまうだろうことをたくさん教えていただきました。
特に面白かったのは穴太衆(あのうしゅう)という石工集団の話です。元々は戦国時代に活躍した石工集団ですが今でもその流れをくむ人たちがいて活動をされていて高知城石垣の修復をやったそうです。その時のエピソードがとても印象できてできした。
穴太衆の方がいうには
「石の声を聞け。この石は言っている。『俺は長い時間重いものを背負わされてもう本当に疲れて限界なんだ。』と言っている休ませてやれ。」と言って、全く同じ形の石を復元してそこに嵌め込み、オリジナルの石は役目を終えた石として取り外して飾られていました。
穴太衆の話を聞いた時「石の声を聞け。」とか言ってそうな人たちだなって思ったのでこの話を聞いた時笑ってしまいました。
長い長い時間に石と真剣に向き合った職人の方は本当に石と会話できるんだと私は信じています。
お城を後にして、牧野植物園に行きました。NHKの連ドラ「らんまん」のモデルになった植物学者の牧野富太郎先生の植物園です。実は私は世界遺産のキューガーデンに行ったことがあるのですが、楽しめなかったという過去を持っているので牧野植物園はどうなかっていう気持ちで行きました。
槙野植物園は新しい素敵な建物だし、たくさんの植物を見ているだけでとても楽しかったです。中にレストランがありますがお弁当を持ってきてもよいというので、温かい紅茶とか持ってきて1日かけてゆっくり見たらさぞ楽しいだろうと思いました。
あーデートでこんな所に来てみたい。
とちょっと思いました。
ランチは槙野植物園のすぐ近くにある竹崎商店でいただきました。お店の中に入るとそこには昭和の世界観が広がっていてタイムスリップしたようでとても楽しい気持ちになりました。作り物の昭和ではなく本物の昭和がそこにはありました。おまけに値段設定まで昭和のままでとてもお手頃価格でした。
私たちは四万十青さそばを注文しました。650円でした。安い、安すぎるだろ!!
竹崎商店を後にして向かったのはスーパーなんこうです。
旅程
①三翠園(さんすいえん)
↓
②木曜市
↓
③高知城
↓
④槙野植物園
↓
⑤山崎商店
↓
⑥スーパーなんこう
↓
⑦ローソン える厨房
↓
⑥高知龍馬空港
s会計とまとめ
今回の旅行は約7万円でした。
シェパードちゃんが運転をしてくれているのでお礼にガソリン代だけでも多くお支払いしようとしたのですが「いいよ」と言われてしまってお礼の気持ちを表現しそびれてしまいました。
ドンキも運転できればいいのですが、ペーパードライバーだし怖いし、運転できないんですよね。
飛行機往復 | 25000 |
ホテル三翠園(一泊二食) | 14100 |
民宿なずな(一泊二食) | 8000 |
料亭花月 | 2300 |
レンタカー(半分) | 10530 |
ひろめ市場 | 955 |
ガソリン(半分) | 1227 |
その他細々したもの | 5050 |
合計 | 67162 |
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